フェルミ漫画大学のビジネス書要約
フェルミ漫画大学は大人より大人びている小学4年生の望月りんが、ちょっとおとぼけな大人、ケンジにビジネス書の要約をするチャンネル。
20分前後の要約で時間も丁度よく、通勤時によく聞いていました。
頭で考える前に「やってみた」人が、うまくいく【サチン・チョードリー】
インド人のビジネス成功者の秘訣についてインド人の方が大事にしている考え方を軸に話が進んでいきます。
一言で要約すると
インド人の大富豪が実践する成功法則
世界の大企業で成功している人々の普段の生活やビジネスに取り入れている考え方ついて。それは”ジュガール“と言われる考え方です。
インドの生き方の知恵”ジュガール”とは
ざっくり翻訳するならば、「ハック」(ライフハックのハック)となる[2]。ジュガールは独創的な方法による間に合わせ、あるいは急場しのぎとしての弥縫策を指し、規則を上手い具合に曲げての解決、はたまたそのような解決に役立ち得るあらゆる手材料を指す。また、現実としてある障害を何とかしてしまう、
あるいは乏しい手材料だけで打開してしまう――といった文脈における創造性を意味する言葉としても使われている。(Wikipedia引用)
これをすればうまくいく!というハックではなく、臨機応変な立ち振る舞い・マインドのイメージが強いですね。
ジュガールの教え8項目
1.自分を枠にはめない
心からやりたい仕事があることをあきらめていないか?をりんさんはケンジに冒頭に質問。向き不向きを考えてはなから諦めてしまっているが、適性の問題ではなく考え方の問題だということ。
多くの日本人は限界を決めてしまう、できない理由や断る理由を考える
対してインド人は「いつも自分の枠を変えた行動をしているか?」という思考で行動している。
最初から真逆の行動。
2.常識や固定観念に縛られない
「水半分のコップがあるとしたらどう考えるか?」と投げかけるりん。
ケンジは得意そうにその話は聞いたことがある!と「まだ半分あるとプラス思考に考える」と答えるも、まさしくその考え方が他のみんながそういうから右に倣えになってしまっていると指摘されてしまう。
その都度その都度臨機応変に考えて対応すること。
常識・固定観念・他の人の意見を鵜呑みにしないことが重要。
3.プライドよりも目標実現
とにかくインド人は諦めが悪い。
インド人の辞書に「何もせずに諦める」はない。
かっこいい・・・
日本人では諦め悪く値段交渉などすることを「めんどくさいやつ」「いじきたない」「かっこ悪い」と思い、プライドが高いから恥ずかしいことをしたくないと考えてしまう。 特にお金に関することに関して先入観が植え付けられていることが多いですね。
4.恥を捨てる勇気をもつ
「恥の文化」「武士のように感情を表に出さない。忍耐が美徳とされる」
日本では常にみな恥ずかしい思いをしないようにしている。
ジュガールでは①の為に自分を前面に押し出してアピールするのが当たり前であり、自分の生きたい人生を歩むにはアピール精神が必要という考え方である。
5.考える前にとりあえずやってみる
失敗するリスクを考える→日本
思いついたらとりあえずやってみる→インド
日本人の多くは失敗したらかっこ悪いと考える一方インド人は失敗したらどうにでもなると考えている。
この差は歴史的背景か生物学的な違いからくるのか?
こうも日本人とインド人の考え方が異なると気になってきます。
6.不安は3ステップで解消できる
やりたいことはありますかと聞かれたら答えられても、
そのやりたいことを叶える為に何かしていることは?と聞かれると言葉に詰まりますよね。
動画の中でもりんさんはケンジにびしっと一言。
「やりたいことがなんとなく不安で一歩が踏み出せないと何もしないのは、いってしまえば、やりたいことに真剣に向き合っていないだけ。 」
でもやっぱり踏み出せない時、漠然とした不安に立ち向かい真剣に向き合う3ステップが紹介されます。
1.不安をかきだす
とりあえずノートでもやりたいと思っていることを書きだしてみる。
2.なぜできていないのか
お金が不安?かっこわるいと思われる?家族の考えが気になる?
出来るだけ具体的にたくさんできないと思われる理由を書き出していきます。
3.どのようにすればそれができるのか
反対にどうしたらできるようになるのか?を考えてみる。いきなりどうしたら理想的なあり方にたどりつけるかを考えずに、段階的に考えて細分化していく。
7.一人だけで抱え込まない
真面目に1人で抱え込まずに人に助けを求めることが大事。
その時に大事なのはポイントを絞ること。
つまりすべて相手に丸投げで思考力も時間も使わせるのではなく、あらかじめ問題点や質問事項を自分で考えた上で質問する。
人に頼る=あなたの判断力を信頼しているということだから時間を奪わなければ相手にとってマイナスではない。
8.成功したいならジェスチャーを使え
メラビアンの法則(非言語コミュニケーション(ジェスチャー)がコミュニケーションにおいて重要な位置を占めているという考え)と東京オリンピック誘致のスピーチで有名になった滝沢クリステルさんの「お・も・て・な・し」のジェスチャーの相手に与えるインパクトを例に語られています。
要約動画を聞いて
オリラジ中田さんの言葉を思い出す
youtube大学とは異なるチャンネル「中田敦彦のトーク」
【モチベーション動画】挑戦したいと思っているけど一歩踏み出せないあなたへ
ランニング中に何気なく聞いた動画のフレーズ抜粋しています)を思い出しました。
失敗はない。それは途中経過に過ぎない。
成功もない。永遠に100%はない。
挑戦をしないのは前に進まないという宣言。
安定は絶望、挑戦こそ希望。
もし1つだけ失敗があるとしたら挑戦しないこと。
ビジネス本に書かれていることや、こんな生き方をしたいなと素敵だなと思う方は例外なくこうです。
とにかく行動すること。
諦めずに挑戦し続けること。
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