ちきりんさんのVoicyが心に刺さる
ぎゅうぎゅうの電車の中でなんとかイヤホンを装着、隙間時間ものがしたくないぞと半ば戦闘体制の私。今日は一段とちきりんさんの配信が胸に刺さる。
テーマは「生産性」について
#430 生産性という言葉の本当の意味を理解しよう
※公開数日は無料公開ですが、数日経つと有料会員のみ視聴できるシステム(プレミアムリスナー制度)
「生産性が高い」と聞くと、時間を無駄にせずにTodoを詰め込んでものすごいスピードで仕事もプライベートも動いてる。
というイメージが頭をよぎりがち。
この放送回を聞くと「ワイヤレスイヤホンがあれば電車での隙間時間も有効活用、生産性の高い時間だ」なーんて思っていた過去の私の肩をそっと叩きたくなった。
今日はそんな電車でとったスマホメモの覚え書き。
生産性という言葉は誤解されている
ちきりんさんの生産性の高い生活の定義。
忙しいことが生産性が高い仕事ではない。
実は全くの逆である。
どういうことか?
例えば1ヶ月50万円が必要だとすると、生産性を高めて5日から3日で稼げるようにすることが生産性の高い働き方である。
「生産性が高い」は一生懸命働かないこと。
つまりあたしみたいな人
(←はい、一度はサラッと口にしてみたいセリフ認定!)
生産性とは欲しいものを出来るだけ簡単に手に入れられること。(=比率)手に入れたいもののインプット、労力、時間をかける比率を低くすること。
つまりいかに、少ない労力で欲しいものを手に入れられるかなんですね。
手に入れたいものは人によって違う
大前提を見失わないこと
「世界でいちばんの会社をつくりたい」
「だらだらテレビを見たい」
「美術館や温泉に好きな時に行きたい」
「推しのおっかけして1年中過ごしたい」
「子供と過ごす時間を手に入れたい」
人それぞれ欲しいものが違うのは当たり前であり、まずはそれを明確にして生産性を高めて満たしたらいい。
今それを手に入れられていないなら生産性の高い働き方をしないと手に入らない。
という至極シンプルな理論。
逆にいえばこんな生活したい、これを手に入れたい。と思い描いても現状とのギャップを埋める行動がなければ、そしてそれが「生産性を高める」行動でなければずっと手に入らない。ということですね。
1番大切なのは自分が手にいれたい生活のイメージを明確に。目標設定を正確に。
生産性の高い働き方とは
生産性の高い生活
☑︎ゆとりがある生活
☑︎好きなことを好きなときにできる生活
☑︎好きな人とできるだけ長い時間を共有できる生活
これが手に入ったら究極の理想像…!
(と、日々時間に追われている身から感じる)
ちきりんさんはこれを「生産性をいかに高めるか?」を徹底的に考え抜いて行動した結果、すべてを体現している。
最初から夢物語、と思ってストッパーをかけることからまずは脱却したい。
そして冒頭のように誤解されがちな「生産性」の定義を伝えるため、ちきりんさんが書いたのが「自分の時間を取り戻そう」
自分のための時間を守る
前述の本を書いた理由をちきりんさんはこうあげている。
生産性を高めないと自分の時間を他人(仕事、家事等)に取られてしまうから。
この言葉は放送の中で1番ドキッとし、かつ深く刺さりました。
児童文学の「モモ」の世界を彷彿とさせますね。
人生はやりたい事をやる時間をいかに捻出するかのゲームであり、それをいかに生産性を高めてやりたい事をやるかが大切。
どうしたら実現できるのか?
放送の後半はちきりんさんが考える「じゃあどうしたらいいの?」
ちきりんさん的ハウツー
☑︎超超超具体的にどう働きたいのか?考える。
☑︎働かない時間は何をしたいのか?考える。
☑︎理想の1週間の予定表を書いてしまう。
☑︎理想と現状のスケジュールと比べる。
☑︎差を埋める方法を考える。
ひたすらに、考える。考える。
そして検証する。比較する。考える。行動する。
目指したい生活なんて自分の考えの中にしかないのだから「自分のアタマで考える」こと、以外スタートは切れないのだなぁ。
人生はいつまで楽しく過ごせるかわからない(世の中や自分以外の要因含め)から
「今、まさに自分がやりたい生活はなんなのか?」を意識して3-4年経ってくるとほんっとうに生産性が変わってくる。
この「ほんっっっっとうに」に込められた声のエネルギーはすごかった。
実際にコツコツ自分で考えて行動(10年ほど?)してきたちきりんさんだからこそ言える言葉の重み。
そして「将来こうしたい」「何年後にこうしたい」と思っていても時間や資金、体力といった資源がようやくそろったところで外的要因でそれが叶わないことがある。
現に今のコロナ禍では痛いほど現実として受け止めることができる。
今年も残り2週間。
手に入れたい生活にどれだけ近づいたのか?
ブログ開設当初に抱えていたモヤモヤは解消されたのか?
どうすれば理想の生活に近づけるのか?
の視点で振り返って、考える時間をとろうと思う。
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