【映画】「最高の人生の見つけ方」から学ぶ人生のヒント

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知人に薦められて、ずっと観たいなと思っていた映画「最高の人生の見つけ方」

ハリウッドに二大名優が魅せるヒューマン映画。シリアスな中にもユーモアやリアルな人間模様が描かれていて、自然とこれから何十年と続く人生をどう歩んでいこうかと考えさせられる話でした。

映画のあらすじ

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自動車整備工のカーター(モーガン=フリーマン)と実業家エドワード(ジャック=ニコルソン)はガンで入院した病室で出会います。

豪快で皮肉屋のエドワードと誠実でクイズ番組が生きがいのカーター。

そんな正反対な2人が余命半年を宣告される。

あるきっかけから”棺おけに入るまでにやっておきたいこと”を書き出した“バケット(棺おけ)リスト”を作る2人。このまま病院で最期を迎えたくない、リストを叶えるぞと旅に立つ。

監督はスタンドバイミーを手がけた方。

余命6ヶ月と告げられた初老男性2人の凸凹友情物語。

死ぬまでにやりたいことリスト

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正式な名称は本作の原題でもある(The Bucket List)「kick the bucket」(死ぬことを意味するスラング)という言葉からくる。本作では棺桶リスト=やりたいことリストと呼んでいます。

今年「やりたいことリスト100」は作成しましたが「死ぬまでに」と「今年」や中期的スパンでやりたいことが混在していました。

「死ぬまでに」と長期的な目線で具体的に書いたことはなかったかもしれません。

考えさせられる名言たち

名言1

人生の価値は容易には量れない。ある人は、人生の価値は家族や友で、ある人は信仰心で、ある人は愛だという。人生は意味などないという人もいる。私は自分を認めてくれる人がいるかで決まると思う

カーター(モーガン=フリーマン)

冒頭の回想シーンでの台詞です。

「人生の価値は?」と聞かれて即答できる人って実は少ないのでは。

抽象度が高い質問ほど、普段どれだけ物事に対して考えを巡らせているかによって自分の言葉で説明できるかが変わってくるものだと思います。

わたしもふわっとした考えはあるものの即答できません,

でもこうして映画や本や日々の生活の積み重ねで少しずつ「こうだ」と言えるものに近づけるのだと信じています。

名言2

生きて、死ぬだけだ。

And the wheel on the bus go round and round

エドワード(ジャック=ニコルソン)

幼児向けの歌「wheel on the bus go round and round」を聞いたことがある方も多いはず。

その歌の題名が人生を表す刹那的な表現に使われたことが新鮮でインパクトがありました。

人生は単調でつまらない。

永遠と同じことの繰り返しだ。

とそう病室で投げやりな気持ちになっているエドワードの心を代弁しているかのようです。

名言3

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棺桶リストの中のエジプトのピラミッドに登る。を叶えるためにエジプトに到着した2人。

ピラミッドの上で、カーターは古代エジプト人が信じたという「死んだあとに神に聞かれる2つの質問」の話について語り始めます。

古代のエジプトの魂が天の門を通ると、神が二つの質問を投げかける

「人生に喜びを見つけたか?」

「他者に喜びを与えたか?」

前者はYESと答えられても、後者に言葉が詰まるエドワード。その背景には以前娘を想う気持ちと娘の気持ちのすれ違いから生まれる長年のわだかまりがありました。

棺桶リストを叶えていく中で、人生の中で大事にしていること、本当に叶えたいことが見えてくる。

耳が痛い、核心に触れていくことでカーターとエドワードに亀裂が生まれますが、物語の終盤に向けて「本当に叶えたかった」リストにチェックが入ったシーンでは込み上げてくるものがありました。

年末の振り返りとセットで、人生でのやりたいことリストも一緒に考えてみたくなりました。

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この記事を書いた人

左手で石橋を叩きながら、右手で新しいドアをあけてしまう。
そんな特性を活かし緩急を楽しむ方法あれこれ。
会社員生活を2022年終了しフリーランスの道模索中

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