ここ数日は寒い日が続いていますが、じわじわと気温が上がってきそうですね。
少しずつ外出も緩和されてきているものの「プールに連れていくのは心配」「熱い中での公園遊びが辛くなってきた」「おうちプールは結構準備と後片付けが大変なのよね・・・」
我が家もおうち遊びに水遊びを取り入れたいなぁ、水を流して遊ぶ仕組みのおもちゃは作れないかな?とPinterestで情報収集。
「yard (庭)toy diy」「outside child toy」などで検索しているとあるものに釘付けに!
それは”ウォーターテーブル(watertable)”
今回水遊びおもちゃのウォーターテーブルを自宅でDIYしてみましたのでご紹介します。
- ウォーターテーブル(watertable)ってどんなおもちゃ?
- ウォーターテーブルに必要なアイテム探し
- パイプブロックを開封
- パイプ以外の必要な材料探し
- ウォーターボードの材料・必要なもの
- 実際に水を流してうまく動くか実験
- 手作りウォーターテーブル紹介
- 遊びの天才!子供たちの楽しみ方
- 手作りウォーターテーブルを実際に作ってみて
ウォーターテーブル(watertable)ってどんなおもちゃ?
水遊び用のテーブルでベランダや庭で簡単におうちで水遊びが楽しめるおもちゃ。
サイズによってはお風呂場でも楽しめるようで十分なスペースが確保できない時に気軽に子供たちが集中してくれるアイテムですね。
配管をつなげてプラスチック容器を囲む。水路を作る。
木材でついたて・テーブルをくりぬいて容器をはめる。
キッチンなどおままごとが出来るのも絶対楽しい!
自由な発想で「Do It Yourself」精神で楽しんでいる皆さん、素敵ですよね。
眺めているだけで「どんなのを作ろう」「これも楽しそう♡」と手が止まらない。
よし!子供達をびっくりさせるぞーー!と意気込むも自宅に電動ノコギリもないし、配管?PVCパイプ・・・?ちょっとハードルが高そう。
もっと簡単に手軽にできる方法は?と色々考えてみました。
ウォーターテーブルに必要なアイテム探し
PVCパイプに代わる水路を作るアイテム
ウォーターテーブルで是非取り入れたいなぁと思ったのが、配管・パイプの組み換え可能なしくみ。さらに水路を自分で作りかえる事ができたら子供達も夢中になって楽しんでくれそう。ホームセンターで実際に配管も購入できそうだけどもっと気軽に代用できるものはないかな?と探してみました。
ハムスターのおうちトンネル
http://www.sanko-wild.com/animal/c_pipe_00.htm
半透明で水やボールなどの動きが分かりやすそうで良いですね、
色もカラフルでかわいい!トンネルの組み合わせをいろいろ変えられるのが魅力的。
実際にホームセンターに見に行くと1つのパーツ(5cm)が400円前後で割高。
大体20個程は欲しいなと考えると予算オーバー。
100均一にも売ってるようですが近くのお店は閉まっているので行けない・・・。
またトンネルの直径が長いのでコースを長く作るためには固定する壁にある程度の高さが必要→ベランダの柵はそこまで高くないのでもう少し直径が短いものが良さそう。配管トンネルのように組み換えがしやすいものは他にないか?
パイプ型のブロック
Amazonで36個入・で2000円とお手頃なパイプブロックを発見!
半透明ではないので水や物の動きは見えないですが、
・パーツが小さめであまり場所をとらずにコースが作れそう。
・水遊びが終わった後でもブロック単体としても遊べるので車輪などをつけて車づくりなどもできる、汎用性が高いところがポイント高い。
→ パイプブロックをベースに作ることに決定!
パイプブロックを開封
購入時と異なるカラー
早速届いた中身を空けると・・・
商品紹介の写真のパステルカラーがくると思いきや実際に届いたのは原色のブロック!
思ってたんと違うでないかい。
ネット買い物あるあるですね。
説明書くしゃくしゃ
説明書も見事にしわしわ笑!
突っ込みどころ満載ですが重要なパイプに劣化はないので問題なし(基本気にしない)
パイプ以外の必要な材料探し
パイプブロックを固定するアイテム
最初は有効ボード等のパネルを柵に設置を検討していましたが、有効ボードが水に濡れてカビやすいのではないか?使わなくなった後の処理を考えるとなるべく大型のものを増やしたくないのが本音。
ぼーっとベランダを眺めていたらそもそも有効ボードなどの平面パネルなしで柵に直接取り付けすればよいのでは?と考えとりあえずパネルはなしで直接ベランダの柵に固定するプランに決定。
固定するアイテムを検討する
結束バンド
自宅に余っていた結束バンドを使用予定。
園芸用の支柱を支えるクリップ (菜園かんたんパッカー)
日用品を買いにホームセンターを見ていたら園芸用品コーナーでプランターの支柱やシートを支えるクリップを発見!
つまみを押すとパイプを挟めてさらにストッパーで固定できる模様。
実はパイプブロックは手元に届いておらずAmazonのサイトにも直径など詳細のサイズ表示はない時に探しに行きました。
携帯で参考写真(幼児とブロック)を眺めながら「恐らく16mmよりは20mmに近いかな?」と完全にフィーリングで、えいや!と購入。(基本ゴリラシンキング)
こちらが後でなかなかいい仕事してくれます。
ウォーターボードの材料・必要なもの
ウォーターボードに使った材料
・パイプブロック(2000円)
・じょうご×2 (300円)
・透明のホース(400円)
→やっぱり水やボールの動きなどが実際に見える部分も欲しい!
試しに10センチ40円のコースを1メートルほど購入。
半径は18~20mm前後
・ビニールテープ (白・黒・グレー・ブルー等)(合計120円)
・園芸用支柱クリップ(300円)
・ペットボトル (1L×3本)
・計量カップ×2(300円)
容量の異なるシンプルな軽量カップ。
丁度数量を体感する為お風呂用に欲しかったので購入!
文字も大きくて見やすい。
・水を溜める容器
余っていたニトリカラボシリーズの幅広引き出し×2
・ミニテーブル×2
・輪ゴム
柵に園芸用クリップを固定する為結束バンドを使う予定でしたが、柵の幅が広すぎて固定できず急遽輪ゴムを切って縛り付ける方法に変更!
包装紙等をまとめる金・銀のクリップもいいですね。
合計:約3500円
ウォーターボードの作り方
①パイプのブロックでコースを組む。
園芸用支柱クリップをベランダの柵に何か所か輪ゴムで固定する。
②高さや重さのバランスを見つつ、クリップを緩めて固定しなおす。
③ペットボトルをカットしビニールテープをつけけが防止。
柵に固定する為2つ穴パンチで穴をあけ、輪ゴムを切って柵に結び付ける。
④LaQ の動く風車づくり
・LaQ のハマクロン部分で水車のパーツを作る。(娘作)
大小の風車パーツを作成。羽を一つとびに付けたり試行錯誤・・・
平たい面を反対側に接続し柵の裏側から輪ゴムで固定。
娘作の長方形の平面パーツの絶妙なすきまからそーっと輪ゴムを通して・・・
ベランダの柵に結びつけます。
若干裁縫しているみたいな感覚に。
⑤上部にじょうごを取り付ける。
⑥装置の下にはニトリの収納用引き出しとミニテーブルと折りたたみいす×2セット設置
完成!
子供達がケンカしないように「どっしり腰を据えて楽しめる環境」
2セット準備(最重要)
実際に水を流してうまく動くか実験
トラブル発生!トライ&エラー
・決まった場所から水が多く出てくる
→傾き調整等をして均等に水が出やすいようにする。
・ホースから給水する時にじょうごに跳ね返って水が入らない
→水力の強さを調整する。ヘッドをシャワーからジェットモードに変えて水力を上げる。
・LaQ の水車部分が回らない
→風車の羽が長いと水力が強くないと動かないようなので、羽は短めに作り直す・パイプブロックと水車の距離感を調整して水車が動きやすいように微調整。
水車が2つ同時に動いたときは感動!!
夏支度🔫
LaQで作った水車がなかなか2つとも回らなくて苦戦。#LaQ#おうちで水遊び#watertable#パイプブロック pic.twitter.com/VBsVDIjNbD
— いまのあん@夢は夏休みに子供と世界一周 (@ann360days) 2020年5月22日
手作りウォーターテーブル紹介
パイプブロックと水車ゾーン
パイプブロックを組み合わせて注ぎ口(オレンジブロック)にホースを当てて水を流します!
2か所のLaQの通常パーツとギアパーツを使った動く水車に水が流れ落ちるしくみ。
ホースとペットボトルでものの動きを見れるゾーン
ホースのトルネード(気分を盛り上げる為ねじりの部分をドラマティックに呼ぶ)が水が上から下へ落ちる原理だけでなく、水の圧力を上げるとカーブ・上部分へも動くのを見られるのがポイント!
パイプブロックの小さいパーツやペットボトルの蓋を入れて、水を送りこみます!
水圧を調整しないとうまくゴール(ニトリの収納ボックス=水受け)に辿り着けません・・・。
なかなか燃える!
遊びの天才!子供たちの楽しみ方
パイプブロックの車輪部分を蛇口にみたてる
蛇口から水が出てくるように計量カップをビールジョッキにして「乾杯!」
と楽しそうにごっこ遊びをしていました。
・引き出しの水が溜まった部分には砂場遊びセットなど好きなものを並べる。
・色水を作って流してジュースやさんごっこ。
食品トレーで作ったヨットで遊ぶ。
トレーにポスカで好きな模様を色塗り。
この後海賊船ごっこが始まります。
凍らせたおもちゃを浮かべて海賊ごっこ
絵の具を混ぜた水とオラフの人形、レゴデュプロのペンギンなどをタッパーに入れて凍らせたものをプレゼント!
ヨットと「あーー、ぶつかるー!」と海賊🏴☠️ごっこ始まる
「氷山遊び」
手作りウォーターテーブルを実際に作ってみて
水遊びセットに椅子とテーブルを準備して環境を整えておくと、あとは子供達が想像力を働かせて自由に遊びを広げていきます。
家にいる時間が長く、砂場や水遊びも気軽にできない中何かできないかなと思い作ったウォーターテーブル。
家で思いっきり遊べるスペースで全身ずぶ濡れになりながら遊ぶ姿を見ることができて良かったです。
おすすめポイント
・水遊びをしない時はそれぞれ解体可。
他の用途に使える汎用性の高さ、大きな収納箇所を取らなくても良いのが◎
・ネットとホームセンターで材料が揃い既製品を購入するより経済的!
・ペットボトル・タッパー資源ごみをうまく活用して遊べる。
・支柱クリップで取り付けることでブロックを組み替えて自由に水路を作り替える事ができる。
・容量の異なる計量カップでごっこ遊びを通じて「〇〇ml」を体感して遊べる。
・LaQやLEGOエデュケーションなど動くしくみのあるおもちゃを組み合わせて遊びの幅を広げる!
注意するポイント
・水を溜めたままだと夏はボウフラ発生などのリスクがあるので、遊び終わった後は水を捨ててきれいに保つことを忘れずに。
もっと水路をつなげて水やボールが流れる仕組みを作りたいなと親がわくわく。
大人も童心にかえって子供と一緒に楽しんじゃいましょう!
工作や模型作りが得意なお父さん・お母さんは子供達とさらに複雑な水路作り・ピタゴラス水装置にチャレンジしても良さそうですね。
「ウォーターテーブル」と同じ要領で「サンドテープル」(砂遊びテーブル)も作って『ベランダおうち公園化計画』をすすめております。
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