【家事のディレクターボイコット】溜まる洗濯物と家事の割算。

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今週1週間は身体が思うように動かずだるくて、最低限の床掃除・食事の準備で精一杯でした。なんだかプツリと糸が切れたように体が動かなくて保育園のお迎えの時間なのにソファーから動けない。休んでもチャージされずだるさが残る。

夏バテなのかただの疲れなのか自分でも分からない、そんな毎日を過ごしていました。

とにかく洗濯物がやりたくなくてしょうがない

家事全般やりたくない。

その中でも特に滞っていたのが洗濯物。

汗かきの我が家は朝起きた時にパジャマ・肌着一式着替え。

保育園の水浴びに小学校の制服に帰宅後の着替え。

毎日2-3着着替えている気がしますが、相反して平日洗濯しなくても済むくらいの枚数は持ち合わせていません。

優先順位が高いはずの洗濯物のルーティンにつまづく

今週はなにやら月曜から雲行きが怪しかった。

洗濯機をかけるところまではいってものその後干す気力がない。

やってしまえば5~10分のことだけどそれができない。

洗濯機を回すもののその先の干す・取り込む・たたむ・しまうの作業が進まずに負のループ発生。

洗濯物よ、そんな乾いた視線でこっちを見ないでくれ。

洗濯ネットに入っている乾燥機NGのものだけ手動で干して、あとは乾燥機に入れて自動でピッ!としてしまえばいいのだけどそれもやる気がおきない。

物干しにはいいお天気のおかげで「いつでも取り込みOKよ」とカラッと乾いた洗濯物がぶら下がってる。

この大量の洗濯物を外したら最後、もれなくたたむかしまう作業が発生すると思うと

嫌だ、やりたくない!と子供のように1人でごねては見て見ぬふりをしていました。

生乾きのまま放置してそのまま寝落ち

結局朝回した洗濯物を干すのを後回しにしていたら夜寝落ち。

帰宅した夫も気づかず洗濯機の中の生乾きの服たちはそのまま朝をむかえる。

昨日の洗濯物がまだ回せていないのに一昨日の洗濯物をもう一回洗う、という実に非生産的な作業をしていました。

頭ではわかっているけど体がついていきません。

洗濯物を仕分けしてしまうのが億劫

なんとか洗濯物は干せたけど、大量の洗濯物をたたんでしまう行程を考えるとまた手が止まってしまいました。落ち着いて一度にやっつけようと思って床に広げても子供達が追いかけっこしながら洗濯物を踏み散らかしていく。

実は子供たちにされて嫌なことTOP3に入るのが「洗濯物をしまっている途中に踏み散らかす」こと。

ストレスになるので帰宅後子供達と過ごしている夜はやりたくないとさらに洗濯物済の服もかごに溜まっていきます。

洗濯物の行程が少ないと洗濯のハードルは低くなる?

普段の洗濯物1日分であれば子供の服は取り込んでそのまま収納ケースにぽいっと放り込む。大人の服はハンガーのままクローゼットへスタイルのずぼらな我が家。

洗濯物が大量に溜まってしまっている時は腰を据えて一気に人別にたたんでから、ぱーっと収納ケースにしまっていきます。落ち着いてみんなが寝静まっている朝にやってもいいのですが、自分の時間を割いてまで家族全員分の洗濯物をやるパワーがとにかくない。というか家族にやろうと声かけするのすら面倒だ。

家事疲れで気持ちがオーバーショート

洗濯物の行程は少ないはずですが、完全に家事の拒否反応が出ています。

早々に服のストックが尽きる。

さらに毎日洗濯をする為、元々服のストックを多く持たない我が家。

こんな数日を過ごしていたらもちろん肌着や靴下などが足りなくなっていきます。

子供達は「肌着がなーい」と言って乾いた洗濯物の山から探したり、夫が「靴下がない」と朝つぶやいて困っていました。

受け取る側の心が乱れていると、ただの感想にもかき乱される。

家族が発するただの事実「〇〇がない」という発言も洗濯物が滞っていると自負している為なんとなく「洗濯物が通常運転じゃないぞー」と言われているみたいで耳が痛い。完全に私の受け取り方の問題ですがそんな些細なことに気が立ってしまいます。

家事はみんなのもの

わが家では普段から「お手伝い」という言葉を極力使わないようにしています。1人で家事を請け負うのはハードルが高いので、家族みんなでやるというのをベースにしたいという思いがあるからです。

「みんなで生活しているから家事はみんなでするもの。みんなでやればその分一緒に遊べる時間が増えるよ」と伝えています。

とはいっても現実は小さい子供2人と帰宅が子供が就寝してからの夫がいる我が家では時短勤務で残業がほぼない私が育児・家事をやる比率が高い。

だからこそ現状は理想と遠くても、みんなでやればいいという考えを根本に持っていてほしいな、少しずつ行動に繋がればいいなと考えて声掛けをしていました。

ときどき「家事疲れ」の波に襲われる

洗濯物を自分の分をしまうのを得点ゲームにしてみたり、子供達も声を掛けたらやる時もありますが、帰ったらやっぱり「家のおもちゃで遊びたーーい!」気持ちが強い。

当たり前ですが洗濯物をしまう作業ははおもちゃの前ではどうしても霞んでしまいます。

夫も朝洗濯機を回して干したり、乾いているものを収納ケースにしまったりしてくれていますが目についた必要最低限の範囲なので完全に洗濯物がリセットされていることはありません。

そして突然「家事疲れの波」が襲ってきます。

割り当てられた分業と全体の流れを監督すること

「気づいた時に部分的にやる」というのと「一連の家事を最初から最後までやり、全体の配分をみながらクリアにする」というのは個人的に大きな差があると思っています。

「食洗器を1日1度かける」というのと洗い終わった食器を拭いて食器棚にしまう。片付けながら食事を作る。食後食洗器をかけて、併せて食洗器に入らなかったものもすべて洗う。キッチン・テーブルの汚れを拭きあげる」では費やす時間と思考力は全く異なります。

家事のディレクションに疲れてしまった

家族が出来ることを少しずつやってくれるのは嬉しいし感謝してる。

でもこの疲れの原因は一体なんだろうと改めて考えてみました。

そうですねー、考える前に手を動かして洗濯物を干しなさいよと自分でも思います笑

・分担された家事の進捗をチェックする。

・出来ていない箇所を把握して補填していく。

・家族の状況を判断しながら言葉を選び、仕事を依頼する。

・他の仕事との優先順位を常に考えて臨機応変に変更する。

そうか、私家事のディレクター業に疲れてたんだ。。

「家事はみんなのもの」を目標に自分で動けるようなしくみを考えたりしていましたが、その考えることそのものに疲れて、自分が家事を回さないとと無意識に思い込んで動けなくなってしまいました。

少しずつ「自分でやる」がベースになってきていますが、実は洗濯物に関しては模索中でベストな方法が見つかっていません。

小1の娘の夏休みに併せて子供達と3人で数日お出かけ、学童のお弁当づくり、猛暑、夏休み最後の日の自宅プールで大量の洗濯物をやっつける。

そして迎えた夏休み明けの月曜日。こう書き連ねていくとなんてことのない日々の蓄積なのですが、じわじわと疲れが溜まっていたようです。

木曜の夜にやっとエンジンがかかる

こうしてエンジンのかかりきらない数日を過ごして、木曜の夜にやっと「よし!」とエンジンがかかりました。

夫が早めに帰宅していたので子供達の寝かしつけをお願いして、洗濯物をしまうのと洗濯物を干す作業をしていました。

洗濯物をしまい終わったあと、あとは干すだけ!と思っていたら娘が不服そうに「お母さんまだ来ないの?遅いよ~泣」リビングにきました。

「あとこの洗濯物干すだけだから10分したら行くね。」と答えると

「お母さんと一緒に寝たいから〇〇も一緒に干す、そうしたら早いでしょ?」

と脚立を持ってきて干し始めました。

普段は「〇〇ちゃん、この肌着しまっておいてねー」と声をかけても「えーやだーこれで遊びたい」と言っている娘ですが、「一緒にやれば早いよね」とさっと動いてくれたことにじーんときました。

家事の割り算

「家のことはみんなでやれば一緒に過ごせる時間が増えるよ」と伝えていたことがこうして自分が弱っているときに手を差し伸べてもらえるとは思ってもいませんでした。

弱った時のやさしさの不意打ちはいかん。。。(何が)

「一緒にやってくれたから10分が半分の5分になったよ、ありがとう」と伝えると

「お父さんと〇〇君も一緒にやったら3分位で終わっちゃうかもね」と笑っていました。

掛け算・割り算などはまだ触れたことのない娘ですが、家事をみんなでやると短い時間で終わる、そんな「家事の割算」の考えが自然と身についているんだなとたくましく感じました。

普段「お母さん何もしたくなーい(ゴロゴロ)」「(散らかっている時に)片付けはお母さんの仕事じゃなーーい!!怒」と身も蓋もない言い方をしてしまうこともあり、素敵なお母さんとは程遠いのですが、みんなで一緒に考えていけばいいか。と肩の力をぬいて過ごせそうです。

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この記事を書いた人

左手で石橋を叩きながら、右手で新しいドアをあけてしまう。
そんな特性を活かし緩急を楽しむ方法あれこれ。
会社員生活を2022年終了しフリーランスの道模索中

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