「あそぼ!おばけえさがしあそび」
えさがしあそびシリーズのおばけ版。おばけ・妖怪好き&えさがしにハマっていた息子に古本屋で購入してから長く楽しんでいます。えさがしだけではなく、間違い探しや迷路もあって一冊でぎゅっと楽しさが詰まっています。今回この本からおばけカードゲームを手づくりしてみました。
巻頭と巻末のおばけずかんが面白い


その中でも子供達がお気に入りのページがこちら。
巻頭巻末に見開き3ページのみおばけずかんがあるんですが、イラストがかわいらしいタッチで親しみやすくてついつい見入っちゃいます。
☑イラストが◎
☑特徴・説明が完結で面白い
☑属性(日本・世界)がわかる
☑こわさレベル
対戦カードみたいな形状だったので、ふと、これでカードゲーム作ったら楽しそう!と思いついて早速作ってみました。
おばけカードゲームの作り方
①拡大コピーをする。
141% A5→A4モード。本のサイズそのまま印刷すると小さいので子供が持ってちょうどいいサイズに拡大印刷。
写真右が原寸。左が拡大コピーしたもの。
②カット
③ラミネートをしてさらに1枚ずつカット。
出ました、「母はラーミネーター」
なんでもラミネートしちゃう母出現。
A3サイズのラミネーターはパーティーやこどものおもちゃ・知育に我が家に欠かせない!
おばけカードゲームの遊び方
①カードを全て等分に配る。
②カードは見ずに裏返したままで
「いっせーのーで!」で1枚出す。
③出したカードの「こわさレベル」が高い人がほかの人のカードを全てもらう。
【勝ち負け】
手札がなくなったら、カードの合計枚数多い人が勝ち。
ルールはめちゃくちゃシンプル!
戦略一切関係なしなので小さい子でも楽しめます♪
☑︎配られた「カード運」
☑︎出すタイミングで出るカードの強さという「偶然性」
この単純なルールのおかげで我が家の4歳児も大人も平和に遊べる点がお気に入りです。
「よっわぁーーー、からかさおばけかぁ」とか「わー、メデューサつよ!!」
とか聞こえてくるのが面白い。
カードの組み合わせによっては同じ低い点数でもこわさレベルが近くてなかなかいい勝負(30,40,60)だったり、何が出るのかわからないのがいいですね。
手作りならではの難点
最初の見開き1ページ分を間に合わせの裏紙で作成した後裏返して遊んだら、絵柄が透けて見えてしまっていました(写真右)
カードを配る娘がカードをじーっと見ながらゆっくり配ってるので何してるのかと思ったら、透けて見える数字を見て強いカードを意図的に自分のところに配ってました笑
巻末の分をまだ作成してなかったので、次の分からは白紙を1枚貼って補強したバージョン(写真左)少しの手間で絵柄が透けて見えなくなりました。
やっぱゲームはフェアじゃないとね!
ひたすらコピー&カット&ラミネートを繰り返して見開き3ページ分完成!!
どどーーん!実に84枚!!ふぅ、やりましたぜ。
おばけカード紹介
こわさレベルの対局
通常ルールは強い数のカードが勝ちですが、逆バージョンでこわさレベルが低いカードの方が勝ちというルールにしたりして楽しめます。
その場合、座敷わらし、小さいおじさん、からかさおばけ、枕かえし等おばけとしてはあまり怖くないおばけが最強になるので盛り上がります。
「あぁーーー!垢なめ(30)【お風呂の垢を舐める妖怪】だーー」
1番低い「座敷わらし」レベル10
1番高い「悪魔」 レベル1000
個人的に気になるカードたち
ハッピーな白無垢女「お歯黒べったり」
つい言いたくなるネーミングと”ゲラゲラ笑うだけで何もしない。”というひたすらにハッピーな感じが好きです。
お盆の夜の高速は気を付けて⁉︎「ターボばばあ」
ネーミングセンス最高です。
ターボなばばあ。しかもものすごく元気なお婆さんの妖怪。
このおばけ娘が知ってました、一体どこで知ったんだろ?高速道路走っていて併走してたらめちゃくちゃ怖い。
すいーっときてとん!の意味にガクブル「すいとん」
すいとんと言えば食べ物?位しか思い浮かびませんが、こんなおばけがいましたよ。
”悪い子がいると「すいー」と来て「とんっ」と一本足で立って現れ、食べてしまう。”
めっちゃこわいじゃない。
なのに「こわさ20」!!!!???? レベル500くらいあってもいいこわさ。
小学校の送り迎え必須!「注射男」
毒薬が入った注射を持って電信柱の後ろに隠れて下校中の小学生を狙ってる。
これ、世のお父さん、お母さんを震え上がらせませんか?初見ですが「なんて悪質でいやなやつ!」と要注意おばけに入ってます。
おばけカードの収納方法
ダイソーのマグネットケース2つに半分ずつ入れて保管して、冷蔵庫の横に貼っています。
この収納ケースほんと便利ですよね。
☑︎中身が見れる
☑︎マグネット面が大きくてつけやすい
☑︎程よい薄さと大きさ
我が家ではあらゆるところに使っていてなくてはならない存在です。
おばけカードゲームでめざせおばけ博士
以前テレビ朝日の芦田愛菜ちゃんとサンドウィッチマンさんの「博士ちゃん」の番組で「妖怪博士ちゃん」こと関本創(せきもとあらた)くんの回をたまたま見たんですね。
妖怪が大好きすぎて妖怪の本まで自費出版・起業までしている小学生妖怪博士。
個人的に笑顔が橋本弁護士に似てるなーなんて。
妖怪にまつわるその時代の背景・歴史などを知るのが楽しいと番組で語っていました。ぬりかべの由来がその時代白米を食べるようになって栄養不足で脚気(かっけ)の患者が増えて、突然前に進めなくなった人たちが「目の前にかべが突然現れた!」と感じた。というのも初めて知りました。面白い。
好きなものを知るのって楽しい
なんか楽しい、好きという小さなきっかけからその背景を知りたいと興味が広がっていく経験を子供たちにたくさんしてもらいたいなぁーと思っています。
おばけカードゲームづくりも「やってみたら楽しそう!」の完全な私の思いつき・自己満足ですが、子供達が毎晩やりたい!ぎゃははーー!と笑い転げている姿を見るとやって良かったな。と思うのでした。
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