小学校で毎週どこかで学童が閉所となっています。あるクラスの学級閉鎖期間に他のクラスもなって延々と抜け出せないループ。
今回は仕事が休めない苦肉の策、「シルバー人材サービス」のシルバーさんと小学校2年生の娘2人で留守番してもらった話です。
共働きフルタイム、一般企業勤め、実家遠方、平日ワンオペメイン、小学生低学年と保育園児の我が家の新しい選択肢の一つ。
日々変わる学校、保育園の状況
毎日夕方に16-19時の間にアプリやメールで学校、保育園から連絡が来て仕事の合間にチェックをする日々。
ありがたいことにここ2ヶ月は急な連絡でも在宅勤務にて対応させてもらっているのですが、今回はどうしてもオフィス勤務してほしいと上司から要望が….。普段融通をきかせてもらっている分希望に応えたい。。。
預け先が確保できない焦り
前日の夕方16:30時点の状況
・学童閉所の連絡がくる
・夫婦共に在宅できない(夫へ確認)
・実家遠方
・ファミリーサポートセンター休みで繋がらない
・小2娘は1人で長時間留守番は不安
こんな時どうする?
焦った結果連絡したのが「シルバー人材センター」
直前の依頼を受け入れてもらえるか
電話が閉まる15分前。
ダメ元で窓口に問い合わせてみると「急な衣類なので受け入れてもらえるかわからないけど聞いてみます」と係の方。シルバーさんに直接依頼は出来ず、担当の方を介しての問い合わせ、予約となります。
折り返しの電話を待つ中
「これがダメだったから3時間1人で留守番させることになるのか」
「ママ友の自宅に待機できるか聞いてみようか、コロナ禍でそれは厳しいだろうか…うーん」
「そもそも明日の朝いきなり『学校行きたくない』といった場合は完全に詰む。」
ぐるぐる考えて結果が出ない中、早くの手を打ちたくてそわそわそわそわ。
電話をかけた45分後に連絡があり、無事引き受けてもらえることに涙!!
ほ。
事前に完了していた事
・会員登録
・仕事依頼内容、使用頻度問い合わせ
・人材紹介(1人)
・マッチング(面談)(1人)
・1回利用(カット野菜依頼)
↓自分でやってみたカット野菜づくり、一度シルバー人材センターの方に同じような内容を2時間で依頼したことあり。
ここからは具体的にしたこと編です。
シルバー人材センターの方への依頼内容
・帰宅した娘を自宅で見守り。
前回親もいる時に家事代行を一度だけお願いしたことがあるけれど、今回は「子供の見守り」がメインになるとのことでした。
事前に準備した事
娘編
・普段使ってる「みまもりGPS」の作動確認。
・初めて「娘専用の鍵」をランドセルへ
・鍵にAppleのエアータグを付ける(なくしてもiPhoneで探せる)
・タイムスケジュールを伝える(シルバーさんと過ごす時間の共有)
・Amazon Echo Showを使った両親への電話の掛け方練習
・スマイルゼミを使ったメッセージの送り方伝える(アプリに家族間でメッセージが送れるようになっている)
・帰宅したら防犯のためインターホンを鳴らして「ただいま」と言ってほしいと伝える
シルバーさん編
・SMSで事前メッセージ
・自宅に置き手紙(子供とおやつ、宿題みてもらう、話し相手など)
・万が一見守りで手が空いた場合の相談
当日
・万が一家事をしてもらう場合を想定してキッチンリセット、調味料・乾物・掃除道具を目につくところへ移動。
・2人の合流予定時間の10分後にAmazon Echo showでビデオ通話。合流確認。
親の気持ちの負担が軽くなった
考える過程を任せられるという安心感
前日夜、当日朝や仕事の休憩中バタバタと上記の項目を進めていきました。
正直あれこれ考えたり、準備してもはじめての試みに大丈夫かなと不安でいっぱいでした。
そんな中当日シルバーさんに言われた言葉にものすごく救われたんです。
その方は60歳くらいの女性の方。
自宅も掃除できていない(共働き世代の週半ばのぐちゃぐちゃ加減よ…)、とりあえず見守りのみなので手持ち沙汰になるかもしれない旨を伝えたところ
「大丈夫ですよ!適当に手が空いたら前回のように野菜を切っておいたり、何か作れたら作っておきますよ。
適当にやっておきますので♪」
もう、この言葉がどれだけ心強かったか…!!!
段取りを考えなくていい、甘えられるありがたさ
その言葉を聞いた瞬間、前日仕事の都合や、子供の保育、登校しぶりや色々なパターンを想定してフル稼働だった頭の中に少し余裕が生まれるのを感じました。
いかに普段家族のスケジュールややることにワーキングメモリが使われているかを痛感。
シルバーさんと留守番
やってもらったこと
・娘の宿題見守り
・娘がハマっている紅茶を淹れるのを見守り
・娘がハマっている裁縫の見守り
・娘と一緒に夕飯のおかず作り
・一緒におやつを食べてお話
「なんでも魔女商会」という本の影響で裁縫と紅茶がマイブームの娘。
帰宅したら野菜カットと夕飯のおかずができていた…!
親が不在時の留守番を依頼してみて
娘はなんでも「自分でやりたい」の気持ちが強く、思い付いたら自分で行動実行するタイプ。過去に短時間の留守番(20-30分)で怪我をしたこともあり、1人での長時間の留守番はまだ不安が残ります。
親の私は自宅にいない間に「他人が家にいる」ことが苦手なタイプでもあり、不安はゼロではありませんでした。
しかし下記の理由から今回思い切って親不在時の留守番をお願いしました。
・前回利用し数時間一緒に過ごし信頼できる方だと思えたこと。
・依頼する不安よりも万が一の怪我や災害時のリスク回避を優先したこと。
利用してみた感想
娘の宿題を見守り、好きなことを過ごすのを一緒にしてくれる大人がいるっていいな。
料理もゆっくり娘と楽しんでやってくださったみたいで、娘が「好きなことできた!」「みんなのために作った!」と嬉しそうに話してくれました。
平日にそれをしてあげられる余裕がないのでそれだけでものすごくありがたい。
そして「大丈夫!娘さんのことは任せてね」と親の心もサポートしてくれました。
イメージは家庭教師は座学の勉強を教えてくれる方だとしたら、シルバーさんは生活の知恵や家事などを教えてくれる、近所の知り合いのおばちゃんのような存在かな?
以前一度願いしてから「部屋を片付けていないとな」「土日家族で過ごす日程にうまく組み込めない」と無意識に利用が遠ざかっていましたが、もう少し気軽に甘えてみよう!親こそ甘え上手になろうと「育児を頼る」ハードルが下がった出来事でした。
↑最近は色んな方に相談したり、接点を多く持って頼っています。
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