【子どもの約束】自分で出した案をちゃんと守れる?

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週末のビデオタイム

先日Amazon primeで予告を見て週末借りてみんなで観ようと決めていた映画があります。

子供達がハリーポッターシリーズにハマって全て見終わったので、続編の「ファンタスティックビースト」

約束通りビデオ屋さんに行くと、これもシリーズを少しずつ借りている「LEGOムービーシリーズ」を息子が借りたいと持ってきました。

両方借りて帰宅。

さぁみんなで約束通り見ようとしたら息子がどうしてもLEGOムービーの方を見たいんだ。と言って聞きません。

約束しても変わるのが人の気持ち

さて、どうしたものか。

「4人でこの前約束したこと」

「今日もそのつもりで借りてきたこと」

はもちろん頭では分かっていると思いますが、今日見たこのビデオが見たくなっちゃってしょうがないんだろうなぁ、と。

そういう気分の時、あるよね。

そこで本人がどうしたいのかを決めてもらうことにしました。

・観たいビデオをひとつだけ選ぶこと。

・姉が見ている間は別の部屋で遊ぶこと。

の2つを伝えて考えてもらいました。

それでもやっぱりLEGOムービーを見たい!の息子。

私と夫もみんなでファンタスティックビーストを楽しみたかったのですが、それなら…と第一部LEGOムービーは母&息子チーム、第二部ファンタスティックビーストは夫と娘チーム。と2チームに分かれることにしました。

第一希望が叶って満足…のはずが

姉達が別部屋にいる間、どうしても見たかった映画をみて満足!のはずの息子。

夕食後の第二部のことが気になる様子笑

やっぱり元々観たかった映画だし、みんなで一緒に見たい模様。あれこれと策を練ってきます。

甘え作戦

夕食を食べながら「やっぱりファンタスティックビースト見たいなぁ〜」

「みんなで一緒に見たいなぁ〜」 

※ちょっと〜が長めなのがポイント笑

この時点で既に(みんなで見たいなぁ、かわいいな笑)と内心思ってしまうのが親として心苦しいところ。

そう思う反面、娘はきちんと第一部が終わるまで待っていたし、家族や自分で決めたことを守る練習をしてほしいなと思う。

一緒に見たいのはみんな同じだけど決めたことを1人だけよしとはできないことを伝えます。

怒り作戦

甘え作戦が通用しないと思ったのか、今度は怒りを露わにして家族にぶつけます。

このパターン、実は親の私が非常に苦手。

心にもないことだと分かっていても「バカバカ」等ネガティブな言葉がずーっと耳に入ってくるのがしんどいんですよね。

母7年生「はいはい、また言ってるのね。」位どしっと構えていたいと思いつつ苦手なものは苦手。

「そういう言葉を使ったら悲しいよ、言葉で話してほしいよ」と正論を伝えてしまいます。

焼石に水。

ここで娘から「もう今日はみんなで観ることにしたら?楽しみにしていたんだし」

と助け舟が。

ありがたいけど、正直ごねたらしたいように出来るんだな。と極力思ってほしくないので様子をみます。

拗ね作戦

しばらく反応せずに粛々とご飯を食べ進める。息子は次の拗ねモード。

「もう◯◯君の話聞かないんだね。」

「どうでもいいんだね」

……。。。

どこからそんな台詞を覚えたのでしょう笑

色んな作戦でアピールしているのを見て、必死な息子に申し訳ないなと思いつつも「色々考える様になったんだなぁ」と成長を感じていました。

同時にネガティブモード全開の子供に付き合うのが段々しんどくてたまらなくなってきます…。

どれも通用しないと分かり切り替える息子

どの作戦もうまくいかないと分かると、ソファでバタバタ地団駄を踏んでいたのをピタッと止めて一言。

「わかった。切り替える!」

涙を拭いて立ち上がります(お、映画のワンシーンのよう)

家族一同、スタンディングオベーション

その様子を見て家族みんなから「おぉーーーすごいね!頑張ったねーー!!!」拍手喝采を受ける息子。あんなに憤慨して真っ赤だった顔も照れ顔に早変わり。

2-3歳頃のイヤイヤ期は過ぎ、5歳ともなるとだいぶ自分の気持ちに折り合いを付けることができるシーンも増えました。

ですが、かなりやりたい!気持ちが強いタイプなので感情のジェットコースターに親がうまく付き合えないことも多い日々です。

今回みたいに「家族が心の成長を見守る」シーンを増やして、自分でうまく折り合いがつけられた!という経験ができたらいいなと思います。

大人だって親だって、自分の機嫌を取るのはムズカシイ。

 ——-はてブコメント———-

Megumi_Shidaさん

ありがとうございます。子供の気持ちに引っ張られること、我が家もとても多いです。今回はみんなで最後まで自分で決めて切り替える!ところまで踏ん張れたので笑少しずつ機会を増やせるように、親の器を大きくしたいと日々葛藤です!

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この記事を書いた人

左手で石橋を叩きながら、右手で新しいドアをあけてしまう。
そんな特性を活かし緩急を楽しむ方法あれこれ。
会社員生活を2022年終了しフリーランスの道模索中

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