ブログを1年半書けなかった
2022年末にフルタイム会社員から開業届を出してフリーランス転身。
その年にTOEIC受験・英語スクール・Webマーケティングスクール受講….と草鞋を手にも足にもつけて駆け抜けていた反動か、退職した1ヶ月間はもぬけの殻となってカラカラになった心に栄養を与えるように、ひたひたにエンタメやのんびりタイムに浸かっていました。
当時を振り返ると、家族のサポートにフルタイム勤務中でぎりぎりの綱渡りだった日々、早朝・通勤・昼食をかき集めて心に栄養を与える時間を削っては「今のままではいけない、私にはスペシャリストとしてのスキルも何もない。新しい働き方のためにとにかく動かないと!」という半ば自分で作り出した強迫観念と焦燥感でいっぱいの毎日。
SNSアプリもスマホから削除し、オンラインコミュニティを辞めたり、惣菜をまとめ買いをして冷凍庫にぶちこんだり…何か優先事項が高いものが現れたときは、その分時間を捻出する為に何かを手放してはすきま時間をかき集めていました。
そんな慌ただしい日々から抜け出し、時間の余裕ができたはずなのに、砂時計のくびれに大きな石が詰まってしまったかのようにこのブログは丸っと1年半時が止まってしまっていました。今日はテーマも特にきめずに徒然なるままに頭の中を書き出してみます。脳内デトックス回。
5年間でどう変わったか?
時短勤務で育休復帰して上司にかけられた言葉から働き方に違和感を感じ始めた。そこからずーっとひっかかっていたのに数年何も動けなかったワーママ初期。
どうしたら時間にとらわれずに働けるようになるのか、興味が移ろいやすく次々と頭の中に浮かぶ雲に飛び乗っては形に残せていない自分の考えたことを外に出してみようと5年前にえいっと開設してみたブログ。
なんとなくもやがかかった感覚から、100%じゃなくてもとにかく外に出してみる。考えたことを抽出して言葉に変えて公共の電波にのせてみる。少しずつ試していくことで、移ろいゆく興味関心ややってきたことが記事という形でその時に手触りを残しながらブログへ蓄積されていきました。
「単にやみくもにいろんなことに手を出していたわけではなかったのかも」「何でも中途半端だと思っていたけど、ちゃんと学んで前に進んでいるな」
ブログ開設当初にふわっと目指していた”労働時間でなく成果で報酬をもらう働き方”や”男女差が少なく実力主義の外資系企業で働く”も小さな複業から始まり実現することができ、「成果物に対して外貨で収入を得る」という今まで考えたこともなかった働き方に挑戦することができているのが不思議な感じ。
そして今年ブログ立ち上げ当初から夢だった長期世界旅も実現できた。
進んでいないように感じてもこの5年間、じりじりとほふく前進できていたのかもしれません。
会社員からフリーランス転身して
正直今までのジェネラリスト型の働き方と同じように「この道のプロです、これ一本でやっていきます」というものは今もないです。
毎日これでいいのかな?とやれることの詰め合わせセットでなんとか生活している日々。
「そんなふわっとした感じのスキルでフリーランスってやっていけるの?」って思いますよね。
気が合いますね、私も現在進行形でそう思っています笑
縁あって退職後に直接契約でオンラインアシスタントの仕事や複業でやっていた海外プラットフォームを経由して細々と案件を受注していましたが、ぶっちゃけすずめの涙ほどの仕事量でした。
去年は心身ともに疲れ果てていて「何もしたくない…」と芋虫ごろごろしていて行動も全然していなかったので当たり前ですね….。
フリーランス転身後ばりばり案件受注、順風満帆!副業が軌道にのっていて自然と会社員卒業(理想的♡)とSNSでよくみる華々しいフリーランス生活とはかけ離れていました。
正直フリーランス転身というよりただ単に子供の登校しぶり対応・在宅勤務不可へ移行するフルタイム勤務との両立ができなくなってお手上げ!という感じで綱渡り中ほつれて切れかけの綱から飛び降りちゃった感じ。
まぁ、そんなうまくいっていない人もいるんだなという一つの例として見てやってください。
今年にはいって大きな企業案件に縁があり、フルタイム勤務時より長く働く時期が続き会社員時代と同じぐらいの収入を得ることができましたが、またもや組織改変で週7勤務の勢い✖️家族の体調不良が重なり案件を手放しました。
会社都合の組織改変で家庭とのバランスが取れなくなって手放す。会社員退職時と同じことを繰り返している….
メインの大きな案件がなくなり「フリーランスとして何を売りにやってるんだろう」と深みにハマりそうになる毎日です笑
スクールで学んだことを活かせなかった理由
草鞋の一つ、Webマーケティングのスクール卒業・実習を数ヶ月終えてから思ったことがあります。
もしかしたら向かいたいキャリアの方向性と違うのかもしれない
ということ。本業でマーケティング担当をしていた頃、会社全体がパンデミックで大打撃を受け、業務がストップ。
残念ながらそのキャリアは伸ばせなかったけど、ものすごく楽しくてやりがいがあったから、もっとマーケティングを学びたいって思っていました。
しかし初めての転職時に経験値の浅い職種をアラフォーで転職成功させるほどの実力や覚悟(ハードな労働環境)もなく、地方では募集自体も少ない職種へ転職は叶わず条件面でフルタイム転職先を選択しました。(このあたりはnoteにまとめていた投稿を今後ブログにまとめたいなー)
転職先で仕事をしながらも「目指したいキャリアがあるなら、自力で学んでいってキャリアのとっかかりを作ってみよう」と思い立ち、オンラインスクールに通い、毎週の課題提出を3ヶ月間欠かさず参加しました。
本業の業務に近いデータ分析・改善策提案を初め、今までやったことのない広告運用・バナー作成も実践。元々画像編集や動画編集も趣味程度だけど好きなのでどれも本当に面白かった!もっとその業務の経験を積みたくてわくわくしていました。
スクール卒業後、実務でクライアントのグループワークを担当。
そこでの経験と今まで朧げに感じていた気持ちがその後の行動のストッパーになっていきました。
このあたりの気持ちは現在もうまく言語化できない部分があるので支離滅裂になりそうだけど、今回は脳内デトックス回なので形にならなくてもいい、とにかく吐き出してみます。
Webマーケティングスクール受講中「サービスを提供している人と必要としている人をつなぐ架け橋になる、誰かの大切にしているものを応援できる仕事なんて素敵なんだ」と胸弾む3ヶ月間で、今後のキャリアの柱にできたらいいなと考えていました。
しかしその想いと実際に働いている人とのギャップを感じることになります。実際にグループワークをするメンバーが全員経験者で私とは全く違う立場の方でした。基本的な用語や他の方には当たり前であろう全体のクライアント業務の流れもわからない中、メンバーから出てくる言葉をメモして調べて、やれる範囲のことを手を挙げてやってみていました。
そして課題を抱えているクライアントの事業に対しての物言いや提案の方向性など「本当にクライアントの為を思っているように思えないなぁ…」と違和感を抱え始めてモヤモヤしはじめます。
極め付けは音信不通事件。そのメンバーありきで進んでいた提案(知人にLP修正を委託する内容だった)だったにも変わらず、ある時を境に全く連絡が取れなくなり、分担していた作業もストップ。
スクール運営の方も何も説明もない中、空いた大きな穴を埋めるべく提案資料をまとめたり、広告運用の準備をしていき実習は終了。この経験はスクールの謳い文句である実のある実習だったのか謎すぎ、後味が悪すぎる結末で数ヶ月無駄にしたような感覚に陥りました。
会社員としての働き方しかしたことがない&チーム全体で協力してやっていくという環境が当たり前だった私にとって、実習でのこの経験はn数1にも関わらず「いい加減な仕事をする人に振り回されて疲弊した」という思い出が残ってしまいました。
今思えば勝手に理想像を作り出して、たった数人の人で印象づけてしまった私の幼稚な思考回路だったと思いますが、その経験がちょっとしたトラウマとなったのは間違いない笑
限りある時間を必要のない欲で刺激したくない
もう一つ勉強した分野へ本気でキャリアチェンジしていこうと思えなかったのは、会社員生活を終えて感じていた「生産性・利便性への疲弊感」と「限りある時間の使い方」を読んだことが大きいかもしれません。
生産性・利便性への疲弊感
ワーママ生活が長くて時間に追われていたこと、SNSでこれらがをよしとされる風土が高まっている環境に身を置いていたこと環境面の影響が大きいとは思います。その時に浴びていた”便利・時短・生産性”というワードがスクールに通いながら仕事をしていた日々がリンクしてちょっと受け付けなくなってきたタイミングでした。
「限りある時間の使い方」に頭をガツンと殴られた
「限りある時間の使い方」を読んで、アテンションエコノミーという言葉を知って色々と想いを巡らせました。
大事なことに使う為の時間を、知る必要もないこと、欲しいと思ってないのに欲しいと思わせて注意力を奪うこと。
資本主義の世界ではそれが根底にあるからこそ成り立っている、消費者の注意を奪い合って、欲を刺激して消費行動に走らせるということは頭では理解しているけど、そういう環境から離れたいなと思っている自分もいる。
もちろん会社や個人のサービスの想いを、それを必要としている人に届ける大切な方法である一方で、時として必要のない情報まで届けてしまうリスクもある。
過剰な広告や半自動的に見たくもないのに流れてくる情報を眺めながら、そんなことをぼーっと考える時がよくあります。
もちろん学びたい分野であるのは変わりないのですが、一から飛び込んで企業で経験を積む勇気と覚悟がなかったことも進めない要因の一つかもしれません。
今後のキャリアにおいて「起業家や個人事業主の方の事業・夢を照らし伴走する」そんな仕事を軸にしていきたいなと考え中。おぼろげ〜☝️
匿名での発信の終着点は?
話はいきなり変わりますが、”いまのあん”という名前で発信して5年経ちます。よくぶちあたる壁が、案件応募時にフリーランスとしてやれることをまとめている時に「匿名での活動を入れるのか?」という点。
匿名だからこそ頭の中のモヤモヤを吐き出せている面もありながら、一方で実生活と強く結びついているにも関わらずその経験がオフラインではなしのようにふるまうことへの違和感を感じる時があります。
発信をされている方はこの実生活・実績へのリンク?境界線?みたいなところはどうやって考えているんでしょう〜どなたかDMとかいただけたら嬉しい笑
フリーランスで今までの経験値が次の仕事につながる面も大きいからこそ悩むのかもしれません。会社員の頃はただ単に頭の中を吐き出す、形にすることが目的だったから。
今は今後の仕事をするにも、学んだことや考えたことと経験から生まれたサービスとかそういう連綿とした繋がりのあるものを、実名と仮名でぶつっと途切れて発信するというのも何か違うよな…という考えが頭の中をよぎります。
他にもWebマーケティングをやる前にまずは自分で情報発信だぃ!とインスタ発信もしてみてますます収拾つかない感じに風呂敷広げ職人。
今後やってみたいサービスやおいおい起業もしたいなという今まではなかった考えも出たり。
複数の発信を全て匿名で同じ名前で繋げるのか、実名で全部まるっと統一してしまうか?そんな一見どうでもよいことを延々と考えては答えが出ずにいます。
どなたか一緒に語りませんか?(謎のシメ)
コメント