約半年ぶりの投稿となりましたが、実はこの間に退職を決め会社に退職の意を伝えました。 小1の壁も2回なんとかよじ登り、時短勤務のモヤモヤもフルタイム転職で叶えたのになぜ?
変わった採用時のポジション。
採用時と異なるオフィス常駐体制。
突発的に発生する緩やかな登校渋り。
代わりのいない親としての役割。
目指したい働き方とのギャップ。諸々抱えきれず、
退職の意を伝えました。身動き取れなくてもうこれ以上頑張れなかった。
自分を責めないようにしたい。 https://t.co/CB0eH7PDft— いまのあん🦍@夢は夏休みに子供と世界一周 (@ann360days) 2022年9月22日
なぜ小学生の親として、転職後フルタイムワーママとしての泳ぎ方もなんとなく形になってきたタイミングでの退職なのか。
今の率直な心境を残しておきます。
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私:ワーママ8年目、結婚の為地方へ異動、実家遠方、平日はほぼワンオペ。時短勤務からフルタイムへ移行する為転職。
夫:在宅不可、長時間労働
子:小1、小3 (登校しぶりあり)、学童は抽選制で小4からほぼ入れない学区
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退職を決めたきっかけ
1.ネガティブな言葉ばかりだったメッセージ履歴
確認事項があり半年前の夫とのLINE履歴を遡って確認していたら、私からの連絡が仕事のネガティブ発言、弱音ばかりだったことにショックを受けたんです笑
こんな内容ばかり送っている自分が嫌だ。
弱音を聞いてもらうことでなんとかバランスを保っているこの状況が不健康に思えました。
2.モーニングページを半年間振り返った
モーニングページ(朝一番に頭の中を書き写す日記の類)を2年程書いています。
定期的に内容を見返してその時に感じたことを追記しているのですが、そこにはやりたい仕事に対する想い、理想像との開くギャップ、登校しぶりの子どもに寄り添えないジレンマが繰り返し書いてありました。
何度も何度も言語化しては今の環境への違和感が強くなり、環境を変えないと!という気持ちが沸きあがってきていました。
3.旧友と仕事について話した
「今合わないと思うなら半年後も同じことを考えていると思うし、その半年がもったいないよ」
学生時代からの旧友と話している時に、私には保守的で辛い環境じゃないか、自分に合う環境で働かないと時間がもったいない。その半年でもっと違う経験ができるよと言われました。
地方に結婚で移って、取り巻く環境のビジネス規模も小さくなり、まだまだ根付いている古い文化の中で過ごしているうちに、自分が働きたい環境は手に入れられないんだろうなと半ば諦めていました。
同時に昨年無謀にも地方×ワーママ×未経験で”IT企業でフルリモートで働いてみたい・外資系企業の成果主義の環境でチャレンジしてみたい”と夢見て、家庭との両立ができる範囲での転職で終わった私自身の覚悟のなさを痛感させられました。
退職すると決めてしたこと
旧友と話した次の日には上司に退職の意を伝えました。
何か物事を決めるまでは色んな角度から判断材料を揃えてそこで自分の気持ちがどう動くかを考えますが、気持ちが固まってからはすぐに動きました(こういう時は行動が早い笑)
退職理由
1.採用時と業務内容・勤務体系が組織改編で変更となったから
異業種異職種で転職、フルタイム勤務と子育てを両立させる為には採用時のオフィス常勤でない働き方である必要がありました。そして哀しいかな、会社都合で変更になった業務内容が今後の伸ばしていきたいキャリアではなかった…。
中途採用は即戦力となる為基本的には募集職種になりますが、組織改変もあり全く違う業務をすることになりました。企業に属している以上はしょうがないことですがキャリアプランが大きく変わってしまったことに戸惑いが隠せずこの時間、違うキャリアの経験値が積めていたら・・・とタラレバママに陥いる日々。
2.企業文化が合わなかったから
転職条件のトップ3として「成長企業・成長スピードの速い文化の企業」を1つとしていました。
面接でデジタル化を見据えた質問をするも少し見当違いの答えが返ってきて「あぁ、この会社はあまりその考えが根付いていないんだな」と古きJTCの香りが..。
反対に成長分野という面では丸だと感じた為、個人的には0.5点。
当時はトップ3の条件を2.5満たせるなら良いと感じて転職を決めたのでした。
✔フルフレックスコアタイムなし
✔(部署によるが)基本在宅勤務可
✔終業時間が早く学童にぎりぎり間に合う(通勤時間もそこそこ長い為18時終業は対象外だった)
地方でこの条件の企業を探すのは至難の業でした。
もちろん専門スキルがなくジェネラリスト型の個人の体験談です。
転職エージェントの方もこのエリアでそんな好条件ないですよと苦笑いする程でしたが、この条件がマッチして且つ給料も上がるという企業と縁があり、転職を決めました。
しかし私の中ではこの“企業文化””働いている人のマインド”が違っていることが多大なストレスを生み始めたのです。
仕事は好き・考えが合う!だけでは難しいと思っていましたが、マインドが違うと仕事のやり方も使うツールも、言葉も速度も評価も全てが異なることに転職してから改めて気づいたのです。
様々な働きやすい制度も組合がいくらあっても働く人の頭の中が違うと”宝の持ち腐れ”になることも。
3.登校しぶりと①の変化で物理的に業務が両立できなくなったから
緩やかに続く登校しぶり。
行けるのかいけないのか当日の朝にならないと分からない。
朝に本人がどこまで進めるのか分からず(着替えの可否、家の玄関まで、学校の玄関まで、教室の前まで、何限目までか)仕事の都合がつけられず毎日朝が来るのが怖かったのを覚えています。
もちろん何週間か問題なく通学できる時もあるので、その時はこういう波があるものなのだと腹をくくって臨機応変に対応していくつもりでした。
その後夏休み明けから登校渋りの波が高くなり、オフィス常駐の業務となったタイミングでじわじわとウィルスが猛威をふるい学級閉鎖が相次ぎました。
その時は他に同じ業務を出来る方がいたので在宅に切り替えて出来る範囲の仕事で自宅保育と両立することが可能でしたが、その方の退職で1人でオフィス常勤業務をすることになりもうこれ以上は無理だろうなと悟ります。
登校しぶりについてひと通り学び・試した中、1番してはいけない「無理矢理学校に行かせる」ことを私自身がしているという環境が、苦しくて苦しくてしょうがなかった。
そして娘から「自分自身が好きじゃない」という言葉を聞くことがあり、頭をガツンと殴られた思いがしました。
私が親として今やる事は苦しんでいる娘の気持ちに寄り添う事だと覚悟を決めます。
4.将来ありたい像と今の生活の開くギャップ
将来の自分がありたい姿とかけ離れていること。 現実と理想の2本の放物線をどこかで近づけたいなら、働き方を根本的に変えないといけない。
転職活動前に今後のありたい姿を考えた時に会社であと10年程働いてから・・・と思っていましたが、その時期を早めよう、早めに舵を切ろうと決めました。
転職を決めてからの2か月半を振り返って
本当に理想的な転職とは程遠い結果となり、ワーママ転職失敗談になってしまいました笑
色んな要因が絡み合って早めに理想の働き方へ進むことが出来たならそれはそれで良かったのかな? 来年少しでもそう思えているといいなと思います。
☑︎新卒からずっと正社員で働いてきた今のカードを手放すこと
☑︎金銭的な面で自分と家族の選択肢を減らしてしまうのではないのかということ
☑︎具体的な専門スキルが何もなく、次の進路を決めずに退職すること
もちろん怖いし、この先後悔することもあるだろうとも思いますが、 今はカードを手放してできた余白に今まで縁がなかった新しいカラフルなカードが入ってくることを楽しみにしています。
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